?A 混雑度がある一定値(Da)以上になると、乗客が降車速度(流量)を低下させる原因となるため、混雑度と降車速度(流量)の間には負の相関関係が生じる。この部分の混雑度と降車速度(流量)の関係を一次式で表現する。 ?B 混雑度には、スペースから決定される限界値(Db)があり、それ以上になることは物理的に不可能である。この時の降車速度(流量)は図中のpbとなる。 上記?@〜?Bより、降車速度(流量)は、車内混雑度とホーム混雑度の関数となり、車内及びホームがある一定以上の混雑度となると、混雑度に応じて降車速度(流量)が低下すると考えられる。従って、マクロモデルに基づいた降車所要時間算出式は、式4.2.2−1で、また降車人数と降車所要時間の関係は、図4.2.2−3で表すと考えることができる。 図4.2.2.−3 降車人数と降車所要時間の関係
T(降車所要時間)=n(降車人数)/f(Dt、Dh)(車内混雑度及びホーム混雑度から求まる降車速度(流量)) <式4.2.2−1>
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